緊急自粛宣言を解除される地域が出てくる中、自粛ムードは今も続いています。
「いつから外出して良いのだろうか」
とみなさんは感じているでしょう。
結論から申し上げますとあなたの自己責任のもとで外出してください。
しかし、そのような無責任なことだけいっても悩みは解消できません。
だからこの記事ではコロナ自粛解除後のお出かけについて話します。
●1番危険なのは自粛解除の直後ではない
みなさんの中には「自粛が解除された後、すぐに外出するのは1番危ない」と考えている人は多いでしょう。
確かにその通りでした。しかしそれは “今までの話” です。
韓国やドイツでは、営業の規制を緩和した途端に感染者が増えました。
いわゆるコロナウイルスの第2波です。
みなさんもコロナウイルスの第2波については意識していると思います。
その「みなさんが第2波を意識している状態」で迎えた自粛解除が今の日本なのです。
つまり何が言いたいかというと、
今までは「自粛が解除されたから外に出ても良い」と考える人が多かったのですが、
今は「自粛が解除されたけども外に出てはいけない」と考える人が多いということです。
これらをふまえて、1番危険なのはいつなのかを説明していきます。
●コロナ自粛解除後の1番の危険とは
コロナ自粛解除後の1番の危険とは「周りの人たちがお出かけを始めた時期」です。
今までの自粛解除の後の第2波が起こっていた理由は
「外出できるようになったことにより人々が一斉に外出したこと」にあります。
今まではそれが自粛解除の直後でした。
では今はどうでしょう?
自粛解除がなされたにも関わらず、いまだに人の出入りは少ないです。
「じゃあ良いことではないのか」と考えるのもわかります。
しかし見方を変えると、これは単に一斉外出の時期がずれただけなのです。
もしもテレビで外出する人たちが増えたという報道がされたとき、
多くの人は外出し始めるでしょう。
そうしてコロナウイルスが少しでも存在していた場合に第2波はやってきます。
つまり、あなたが第2波を避けるためには
外出を始める期間を大多数の人たちからずらす必要があるのです。
では、どうやって期間をずらせば良いのか。
その見極めは簡単です。
外出し始める時期を
「週末の人の出入りがもとに戻ってから数日間あけた後」にすればよいでしょう。
週末の人の出入りは、テレビや新聞で報道されています。
それをチェックして、人の出入りが戻ってきたことがわかったとしましょう。
そうしたら数日待って、感染者がいないことを確認したときにやっと、
第2波のリスクが絶たれたと言えるでしょう。
●外出を許可することはできない
緊急自粛宣言の解除後の危険について説明してきましたが、
しかしながら外出を許可することはできません。
感染リスクのピークの時期を見極めることは、とても大切です。
コロナ対策としても有効でしょう。
しかし時期が過ぎたと言ってもコロナウイルス感染の可能性がなくなるわけではありません。
コロナウイルスに対する薬や治療法に明確なものがない限り、
みなさんが感染リスクに晒されていることを覚えていただきたいです。
だから冒頭で書いた通りあなたの自己責任のもとで外出してください。
まとめ
コロナウイルスへの対処法が少しずつ明らかになってきてはいますが、
それを鵜呑みにするのは賢くありません。
みなさんが安心して外出することはほぼ不可能だと思われます。
ですが、みなさんが少しでも安心できるようにコロナウイルスに対する知識をつけることはとても重要です。これからも自主的にコロナウイルスについて知り、この苦境を乗り越えましょう