ニクリッシュ

ニクリッシュ


1910年代ドイツ商科大学で工業と商業の構築が活発であり、ニクリッシュは商業の概念とは利潤を目的とした財貨交換、つまり適正な利潤を正当化した。
また、経済科学を一般の福祉の観点、あらゆる全体の観点として国民経済学。個別の経済の観点、個々の経済の指揮者の観点として個別経済学、私経済学として、同一の研究対象を異なる観点から研究した。


企業と企業者はイコールの存在ではなく所有と経営の分離に注目があった。
企業の目的は私経済的には企業の存続・発展のために利潤獲得であり、収益性を目的に、経済性を手段の関係として、利潤を追求して、長期的な企業の維持・発展に着目した。


経済性の原則として節制の原則では、一定の成果を最小の費用で獲得。生産最大原則では、一定の費用で最大の成果を獲得。として、生産物を市場において最大の利潤を得るよう販売。そして、収益の原則を実現させた。
理論科学としての私経済学において、私経済学とは認識の獲得から体系的な秩序付け・関連付けとして、科学としての体系をとった。この中で私経済学の技術論は理論的私経済学と統合されるとしてシュマーレンバッハの技術論に反対していた。