災害時のために備えないといけないのは食料だけではありません。キャッシュレスの進む現在で忘れてはならない備えで「現金」があります。
クレジットカード、電子マネーをはじめ、キャッシュレスが進みコンビニや自動販売機など携帯やカード1枚だけで買い物にいける時代ですが、災害時に停電になってしまうと電子決済もストップしてしまいます。金融機関のATMも停止し、窓口対応となります。災害時に、当面の買い物をする際には「現金」がなによりも大事になります。
防災グッズ、非常持ち出し袋を備えとして準備している人で現金を一緒に用意していない人は袋の中に少額の現金を入れておくというのも、ひとつの対策になるでしょう。また、災害時は携帯電話、スマホがつながりにくく、公衆電話を利用することもあるでしょう。家族や勤務先への安否確認のために小銭もあると便利でしょう。
もちろんキャッシュカードや運転免許書、マイナンバーカードなど本人確認が出来るものがあれば問題ありませんが、混雑が予想されるので、ちょっとした飲料を買ったりする程度は用意しておきたいところです。
災害に限ったことではありませんが金融口座の情報共有を家族でしておくのは大切です。口座を分けている家庭も多いでしょうが、万が一に備えて家族共用の口座、小額の現金を準備してはいかがでしょうか?