駐車中に車の当て逃げされたら、当ててしまったらどうすればいいの?
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ショッピングモール、スーパー、コンビニ、仕事、月極駐車場・コインパーキングを利用していて乗車しようとしたら「車に傷が!」という経験はありますよね。
当て逃げをされたら手がかりが少ない事もしばしば。
泣き寝入りするしかないのか…とがっかりしてしまいます。
加害者側、被害者側でどのように対処すればいいのかをこの記事ではご紹介します。
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自分が車を当ててしまった時の対処方法
まずは車を当ててしまって、そのまま逃げてしまう心理はどのようなものなのでしょう?
塗装が相手の車に付着してしまったけれどふけば取れるし相手は気付かないしバレないだろう、ドアパンチで傷がついたけど少し剥がれたくらいでしっかり見ないと気相手も気付かないだろうとそのままにしてしまうと考えられます。
では自分が車を当ててしまった時の対処法を詳しくみていきましょう。
・相手がいる場合は事故を起こした人が警察に連絡するのが基本です。
その場で警察に連絡します。
警察に伝える事は事故の日時・場所・怪我人の有無・物損の状況です。
その時に事故車の移動はせずにそのままの状態にしておきましょう。
・警察に連絡したら警察が来るまでに相手と一緒に状況を確認しましょう。
警察が来た後の対応もスムーズになります。
確認するポイントは相手の氏名や連絡先、ナンバープレート、車両の状況、事故発生時の状況、事故現場全体や車両の写真や動画撮影、相手が保険に加入しているかを確認しましょう。
・警察の処理が終わったら保険会社に事故の連絡をしてください。
事故をした相手の状況や氏名や連絡先、相手の保険会社を伝えましょう。
保険会社から修理工場への連絡、示談交渉などのアドバイスをされる場合がありますので相談しましょう。
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警察を呼ばないとどうなるの?
警察を呼ばないとどうなるのでしょうか?
交通事故に遭ってしまっても、大きな事故でなければ警察へ通報しようか迷いがちですよね。
軽く当たったり擦った程度では、謝ってそのまま去ったりその場で示談にしてしまいがちです。
・警察には必ず連絡してください。しないと罰則があります。
なぜかというと道路交通法第72条に違反します。これに違反すると3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金を命じられる可能性があります。
罰せられる可能性だけではなく警察へ連絡しないと「交通事故証明書」が発行されず、後日被害者から修理代や示談金を請求されたときに保険会社からの保険金が出ない可能性があります。
保険会社によっては交通事故証明書がない場合は保険適用されない事があるからです。
なので加害者が保険に加入していても交通証明書がなければ被害者は保険会社から補償を受けられない、加害者は補償金が出ないおそれがあります。
このように警察に連絡をしていないと保険金が受け取れなくなるなど様々なリスクがありますので警察にはその場で連絡しましょう。
また電柱やガードレールに傷がついてしまった壊れてしまった場合は警察に連絡しましょう。連絡しないと「危険防止等措置義務違反」で1年以下の懲役または10万円以下の罰金となります。
駐車の注意点
・駐車場などで他の車に当てないようにする対策はドライブレコーダーが万が一当ててしまったときのための証拠になるように搭載し、狭い駐車場で停めにくい場合や狭そうな場所に無理やり停めないようにしましょう。
・車体の間隔を意識してゆっくりとした速度で窓から顔を出して確認するなどして駐車しながら駐車しましょう。
・少しでも近いと思えば車を降りて確認する。ミラーと感覚を信じず降りて確認する癖をつける。
・内輪差、外輪差に気を付けて運転をしましょう。内輪差は前輪より後輪が内側を通るのでそのため後輪を縁石にぶつけたり歩道に乗り上げたりガードレールや柱などに車のボディーをこすりやすくなります。
外輪差はバックのときに大きくなり駐車をするときに周りに車へバンパーをぶつけたり周りの車を傷つけてしまうことがあるから気を付けましょう。
こちらの動画で駐車の仕方の確認をするのもいいですね。
【https://youtu.be/R6eMyo7gYFQ】
自分が当てられてしまった時の対処方
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車を当てられてしまったときって焦ってしまい冷静な判断ができないことが考えられます。
対処方法を知っておけば万が一当てられたときに慌てずに対処できます。
・ぶつけた相手を見た場合
当て逃げして走り去る車を見た場合は慌てずに相手の車のナンバーを残しましょう。
メモ帳や携帯電話のカメラや動画で撮影した物が証拠になりますから出来る限り残せるように手を尽くしましょう。
・ぶつけた相手がいない場合
当て逃げをされた場合や既に相手がいなくなっていた場合は被害者は泣き寝入りするこはせずに警察へ連絡しましょう。
軽い当て逃げの場合は警察に連絡しても相手の手がかりや捜査をしてくれるかはわかりませんが、もしかしたら後日加害者が自ら警察に連絡をする事があるかもしれません。
もしその時に被害者から警察へ届出が出されていないと犯人が見つかっても警察があなたに連絡ができないからです。
警察を呼ぶのは何かと手続きや時間がかかり面倒だと思わずに警察に連絡しましょう。
体験談としてはコインパーキングの監視カメラの映像が決め手となり5日後に相手が見つかりました。
駐車場の対策と注意
・ドライブレコーダー
当て逃げされた時の有効な手がかりとしてドライブレコーダーを搭載している事です。自身の車に搭載していればドライブレコーダーが相手の車のナンバーを記録しているかもしれません。また、車のナンバーを目撃できていなくても当て逃げ現場の近くに駐車中の車がドライブレコーダーに当て逃げの様子を撮影していた車がいるかもしれません。
・ドライブレコーダーは「衝撃録画」ではなく外出時などは「常時録画」を使う
当てられた時の衝撃によっては「衝撃録画」だと録画されません。外出時は「常時録画」を使う癖をつけましょう。
当て逃げやドアパンチ直後から録画を開始するドライブレコーダーが打っていますので、このドライブレコーダーを搭載するのも有効でしょう。
・駐車場の防犯カメラ
駐車場には防犯カメラが設置されている所も増えているのでドライブレコーダー以外にも有効でしょう。駐車場だけではなく近くの防犯カメラに映っている可能性があるので警察に連絡しましょう。
・駐車位置を意識する
駐車するときに曲がり角や柱があったり停めにくい場所に停めないという事も自身で壁や柱に擦らないように対策にもなりますし当て逃げされにくくなります。
防犯カメラに映る位置に駐車することも対策の一つです。
・ドアディフェンダー
ドアディフェンダーというドアパンチを防止するグッズが1万円程度で売っていますのでこれを取り付けると駐車場でのドアパンチを防ぐことができます。
警察に連絡をしないとどうなるの?
加害者側でもお伝えしたように道路交通法第72条の違反になり、警察に連絡をしないとキズやへこみ等の修理代が保険会社から後で出る可能性がありますから当て逃げされたと思ったらその場で警察に連絡しましょう。
まとめ
今回は駐車場で車に当ててしまったとき、当てられてしまったときの対処方と警察に連絡しない事で起こるリスクについてみてきました。
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ポイントにまとめます。
・加害者、被害者共に車を当てられて時や事故の証拠になるようにドライブレコーダーを搭載する。
・加害者、被害者共に警察に連絡しないと道路交通法第72条に罰せられる可能性があり、警察に連絡しないと保険会社からの賠償金が出ない可能性がある。
・加害者側はこすったり軽く当たった程度だったらその場で謝って示談にせずにその場で警察に連絡する。
・お互いの氏名や連絡先や保険会社を確認し警察が来るまで状況を写真や動画に残しておく。
・車は動かさず事故の状況を警察が来るまでそのままにしておく。
・加害者は内輪差、外輪差に気を付けて駐車場を運転する。
・被害者側で加害者がいない場合はその場で警察に連絡してドライブレコーダーや防犯カメラに相手のナンバーが映っていないか確認する。
・被害者側で相手が逃げてしまった場合は慌てずにメモで加害者のナンバーを記録するか、携帯電話やカメラや動画で車やナンバーを記録する。
・ドアパンチをされた場合はその時の状況を写真や動画で記録する。
ドアパンチ用のドアディフェンダーを付ける。
・当てられた時のために駐車場の防犯カメラになるべく車が映る位置に駐車するようにし、
自動記録するドライブレコーダーを搭載する。当て逃げされたしたときの対処方は泣き寝入りやうやむやにせずに必ず警察に連絡しましょう。
こちらの記事を担当して頂いたのは「Croud Works」でWEBライターをしている「くろごま抹茶」さんです。
運動、ダイエット、スイーツ、アニメのジャンルに興味がありわかりやすく解説、執筆してくれます。