コロナ鬱

コロナ鬱

コロナの影響で2ケ月間の自粛生活を余儀なくされ

小池都知事の「大切な人の命を守る選択」という言葉を信じて

収入はほぼゼロに等しい中でも前向きな気持ちで過ごしてきた

6月からは子どもたちの学校再開と、私の職場復帰

テレビや新聞で「五月病によく似たコロナ鬱」という表現があって

まさに私にピッタリの表現だなと妙に納得(笑)

これまで、趣味も仕事もいつも一生懸命に取り組んできて

急に訪れた2ヶ月間の休日で完全に調子が狂ってしまい

復帰が近づくと共に不安感を抱くようになっていた

自分の長所でもある『環境適応力』

環境にすぐに馴染みすぎてしまうがゆえに・・・

1か10かという極端な選択を迫られているようで、眠れない日が数日続いた

子どもは、登校時間になると急に黙り込むようになって

「足が痛い」「お腹が痛い」と体の不調を訴えることが多くなった

朝は不安そうな表情で登校するけれど、帰宅後は安心したかのような満面の笑みで

・・・このような生活がしばらく続いた

今では、少しずつペースが戻ったのか以前よりもよく笑うようになってきた

心身ともにペースが戻りきれないままで職場に復帰した私は

思いきった行動を起こす・・・

上司に「仕事を辞めようと思います」と・・・

上司は、一瞬、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていたけれど

しばらくして笑顔でこう言った

「頑張らなくていいよ。そのままで」

その言葉を聞いて、肩の荷が下りたようにスーッと軽くなった気がした

職場で上司とこのようなやり取りをしたことは誰も知らなかったので

同僚や先輩は口々に

「留守中も毎日机をキレイに拭き掃除していたからね」

「いつも明るくて元気になるよ」

「相変わらず、悩みなんてなさそうだね」と口々に言った

職場ではみんなが私の復帰を喜んでくれたし

さりげなくフォローしてくれる人もいて

恵まれた環境で仕事をさせてもらっていることを痛感した

上司からかけてもらった言葉がもう1つ。

その言葉は不安感でいっぱいだった気持ちを一気に払拭してくれた言葉

【あなたがいてくれるだけでありがたい】

いつも一生懸命・真面目で一直線な性格は長所だと自覚していたけれど

意外にもそんな自分のキャラ設定に自分自身が苦しめられていて疲れてしまったのだ

『頑張る』は私にとって当たり前のことだけど

それで自分のキャパをオーバーしてしまったら元も子もない

私は私でしかなくて

私でいることが難しくなることはない

いつも私は私なんだ

全速力で走らなくていい

ゆっくりでも 私らしくあり続けることが大切なんだ🍀

こちらの記事を担当して頂いたのはWEBライターをしているHigashiさんです。「仕事と家庭の両立をしながら 毎日の生活を楽しむ方向けの情報」をメインに女性目線から記事に執筆しています。