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2019年5月

グーテンベルク

グーテンベルク  第1次世界大戦後のインフレーションを初めとするドイツ経済の動向が企業にさまざまな問題を投げかけたが、グーテンベルクは生産、販売、財務といった領域で、個別的に展開された問題をミクロ経済理論を導入した一般理論の中に体系的に位置づけた点が戦後高く評価される。グーテンベルクは国民経済学と経営経済学の2つの明確な規定はないが2つの経済学が存在するとした。理論科学としての経営経済学とは、断片 […]

シュマーレンバッハ

シュマーレンバッハ私経済学の課題として経済的価値の可能な限り少ない消費によって経済的成果を獲得するための方法の探究として、私経済的利益追求は重要な問題であるとして、利益追求は不毛な金儲けではないので、私経済学と金儲けはまったく関係ないとしている。 技術論は手順の規則を与えるが科学はそれを与えないとして、技術論は実践を通して技術論の正当性を再検査しうる長所を有するとして、科学的技術論(実践科学)を提 […]

ニクリッシュ

ニクリッシュ 1910年代ドイツ商科大学で工業と商業の構築が活発であり、ニクリッシュは商業の概念とは利潤を目的とした財貨交換、つまり適正な利潤を正当化した。また、経済科学を一般の福祉の観点、あらゆる全体の観点として国民経済学。個別の経済の観点、個々の経済の指揮者の観点として個別経済学、私経済学として、同一の研究対象を異なる観点から研究した。 企業と企業者はイコールの存在ではなく所有と経営の分離に注 […]